来たる6/20(土)、Atelier FTK Open Jury 2015を開催しました。
毎年恒例ながら、船越先生・竹内先生を始め、多くのOB・OGさんにお招きし、
角田研究室の学生一同、設計課題の講評をしていただきました。
私たち学生にとって、自身の設計課題を幅広い年代の方々から一度に見ていただける貴重な機会、オープンジュリー。
写真とともに振り返っていきたいと思います。
開会宣言で、角田先生のお言葉を頂戴し、簡単に課題説明を行った上で、早速発表スタートです。
最初に、学部4回生からの発表で、課題は、今年も昨年に引き続き
『京都アカデミックフォーラム』でした。
『京都アカデミックフォーラム』でした。
(敷地は、去年と変えて、京都は左京区。東大路通りと華頂道の交差する場所で、東山や白川を望む敷地です。)
坂爪しおりさん
塚本あかねさん
中村珠愛さん
藤本理紗さん
角田研究室以外の学生もたくさん見に来てくれました。
よく見るとなんと学外の学生もちらほら!
一点に注がれる視線。
4回生も、こんなに大勢の人の前でプレゼンするのは初めてだったようで、
発表前から緊張の面持ちでした。
しかし、これも実はものすごく貴重な機会。
これだけのそうそうある方々の前で発表できることは、4年間で一度あるかどうかです。
設計したものへのコメントやご指摘はもちろん、
今回のOpen Juryを通して経験した
作業スケジュールのマネジメントやプレゼンの経験を卒業設計に生かしていければ、
今年のジュリーも実りあるものになったと言えるのではないでしょうか。
そして、休憩を挟んで修士課程1回生の発表です。
課題は、去年に引き続き、
『音楽ホール課題』です。
M1の発表は、パワポでの発表を中心に行いました。
ジュリーの方との質疑応答。
牟 秋雨
そして、全員のプレゼンと講評を終えて、一次会!
場所を変えて、KITプラザにて。
先ほどのプレゼンを踏まえて、図面や模型を前にしながら
より近い距離で各自ご講評をしていただきました。
空間構成、構造、シークエンス、動線、プログラムの配置の仕方、
課題の意図の読み解き、テクスチャー、ディテールの収め方、
プレゼンボード(図面)の仕上げ方、表現の仕方、
など、たくさんの観点からご意見をいただき、各自反省点が浮き彫りに。。。
「なんでここはこうしたの?」
「こういう風にするんだったら、こういう解決の仕方があったよね」
「この部分は空間としてよくできてるけど、こっちの方がは構成の仕方が安直に見える」
etc...
今回頂いた、数多くのご指摘は、今後設計をやっていく中での”財産”になっていくと思います。
各々が反省点を次にしっかりと繋げていきたいですね。
そして、順位発表を終えてからの、、、、

今年の建築学会賞受賞!
工繊の建築系教員を中心に1998年に立ち上げた「村野藤吾の設計研究会」と
「本学美術工芸資料館」が15年以上に渡って実施してきた
「村野藤吾建築設計図展」とその関連事業が、
2015年の「日本建築学会賞 業績賞」を連名で受賞しました!!
(以下、参考サイト↓)
そして、最後に船越先生のお言葉。
竹内先生のお話にもありましたが、学生一同まだまだです。
FTKの伝統の一端を担うものとして、各々が自覚して
これを契機にさらなる研鑽を積んでいきたいです。
そして、そして、、、、さらに場所を変えて
二次会に突入です!
お酒も進み、盛り上がりました。
最近の学生生活のことを話したり、
逆に学生から先輩方に実務について質問したりと
普段聞けないお話てんこ盛り!
プレゼン同様、これまた貴重な機会になったのでは?!
そして、そして、そして、、、
三次会!!
精魂尽き果てて、”あしたのジョー状態”の学生もいれば
まだまだ元気な学生もいたり。
先輩方の学生時代の思い出話やこれまで手がけられたお仕事の話、
M1の今後控えている就活の話と
ここでもざっくばらんな展開。
個人的には、ある代の破天荒?エピソードがおもしろすぎて
ずっと笑いっぱなしでした。
特に、ビニール傘の話はツボりました(笑
そして・・・・・・
最後になりましたが、
今回お越しいただいた諸先輩方、
この度はお忙しい中、atelier FTK Open Jury 2015ご参加いただき誠にありがとうございました!
普段、学内の講評のみで自身の設計を鑑みている私たちにとって、諸先輩方の厳しくも温かいご意見を頂戴できたジュリーは、非常に貴重な機会となりました。
私たち大学院生はもちろん、初めてジュリーに参加した4回生も学ぶことばかりで、そのお言葉のひとつひとつが今後の糧になっていくものだと思います。
また12月にはOB会(Home Coming Day 2015)も予定しております。
お話を伺えることを楽しみにしております。