今日は、日本建築学会近畿支部主催の土壁講習会!
角田先生のツテで院生も一緒に参加させていただきました。
集合場所は、風情溢れる京町家
アイスブレイクも含めて、自己紹介と一日のタイムスケジュール説明から始まりました。
そして、京都大学の大谷先生から、土壁に関するミニ講座を受けて、いざ!
場所を変えて、いよいよ実践です!
午前中は、まず土壁を塗る"土台"作りの完成を目指します!
木枠に藁で竹を固定して完成!
ぱっと見では簡単そうに見えますが、重ねる竹の裏表、藁の継ぎ方、格子状の竹のピッチなど、
やってみて初めて知ることも多かったです。
そして、お昼ご飯。
おばんざいを美味しくいただきました♪
そして、午後作業を前に町家見学。
通りニワの吹き抜けと光の落ち方がなんとも心地よかったです。
ということで、待ちに待った塗り作業!まずは職人さんにお手本を見せていただきました。
いとも簡単にスイスイ塗っていかれるので、お、わりと余裕にできる…?
と思ったのも束の間、泥は飛び跳ね、道具は言うことを聞かず、
挙げ句の果てには、塗ったそばからぼとぼと土壁が落ちていく始末……(°_°)
挙げ句の果てには、塗ったそばからぼとぼと土壁が落ちていく始末……(°_°)
(ちなみに、図らずも写真に角田先生がフレームイン!)
とは言いつつ、作業を進めていく中で徐々に慣れていき、時間が経つのも忘れて、
ひたすら土壁に向かっていきました。
ひたすら土壁に向かっていきました。
最初は小学生を中心とした作業で、それを周りがフォローするといった構図でしたが、終盤となると、
"イイオトナ"達が、子どもたちそっちのけ?で、黙々と作業されていました。
"イイオトナ"達が、子どもたちそっちのけ?で、黙々と作業されていました。
子どもたちも楽しそうでしたが、私も含めて、それ以上にこの貴重な体験を楽しんでいたのかもしれません((笑
最後は、職人さんのパフォーマンス!
この道何十年の技術を間近で見られて、子どもたちも目をキラキラ輝かせてました。
遠目でも綺麗でしたが、近づいても、その塗りのレベルの高さに圧巻の一言でした。
そして、町家に戻って、講習会の修了証を授与!
ここに、ちびっ子職人が誕生しました!
普段、「土壁」というものを教科書上は見聞きする私たち学生も、こうやって土に触り、
塗って作っていくことは初めての経験でした。
塗って作っていくことは初めての経験でした。
また、土壁の良さについて、「知っている」を「体験できた」に変えられたという意味でも
、とても実りある一日となりました。
、とても実りある一日となりました。