自己紹介

京都市左京区松ヶ崎, 京都府, Japan

ようこそ京都工芸繊維大学 建築設計学専攻『角田研究室』のBlogへ! 学生の日々の活動やみなさんへのお知らせを公開しています。

角田研究室のホームページはこちら

RSS登録はこちら

RSS RSS登録はこちらから

2015年8月23日

2015.8.22 「京町家の伝統技術を学ぶ」



今日は、日本建築学会近畿支部主催の土壁講習会!
角田先生のツテで院生も一緒に参加させていただきました。


集合場所は、風情溢れる京町家
 
 
 

アイスブレイクも含めて、自己紹介と一日のタイムスケジュール説明から始まりました。
そして、京都大学の大谷先生から、土壁に関するミニ講座を受けて、いざ!

 
 
 
 
 
 

場所を変えて、いよいよ実践です!
午前中は、まず土壁を塗る"土台"作りの完成を目指します!

 
 
 

木枠に藁で竹を固定して完成!
ぱっと見では簡単そうに見えますが、重ねる竹の裏表、藁の継ぎ方、格子状の竹のピッチなど、
やってみて初めて知ることも多かったです。

 
 
 
 

そして、お昼ご飯。
おばんざいを美味しくいただきました♪


 

そして、午後作業を前に町家見学。
通りニワの吹き抜けと光の落ち方がなんとも心地よかったです。





 


ということで、待ちに待った塗り作業!まずは職人さんにお手本を見せていただきました。
いとも簡単にスイスイ塗っていかれるので、お、わりと余裕にできる…?

と思ったのも束の間、泥は飛び跳ね、道具は言うことを聞かず、
挙げ句の果てには、塗ったそばからぼとぼと土壁が落ちていく始末……(°_°)


(ちなみに、図らずも写真に角田先生がフレームイン!)




とは言いつつ、作業を進めていく中で徐々に慣れていき、時間が経つのも忘れて、
ひたすら土壁に向かっていきました。

最初は小学生を中心とした作業で、それを周りがフォローするといった構図でしたが、終盤となると、
"イイオトナ"達が、子どもたちそっちのけ?で、黙々と作業されていました。
子どもたちも楽しそうでしたが、私も含めて、それ以上にこの貴重な体験を楽しんでいたのかもしれません((笑
 



最後は、職人さんのパフォーマンス!
この道何十年の技術を間近で見られて、子どもたちも目をキラキラ輝かせてました。
遠目でも綺麗でしたが、近づいても、その塗りのレベルの高さに圧巻の一言でした。


 

 

そして、町家に戻って、講習会の修了証を授与!
ここに、ちびっ子職人が誕生しました!




普段、「土壁」というものを教科書上は見聞きする私たち学生も、こうやって土に触り、
塗って作っていくことは初めての経験でした。
また、土壁の良さについて、「知っている」を「体験できた」に変えられたという意味でも
、とても実りある一日となりました。

2015年8月18日

4回生 山場!

いよいよ明後日は京都工芸繊維大学大学院の大学院入試です。

4回生は、各々、ワンデイや学科を含め、追い込みをかけて頑張っています。

どんな問題が出るのか、今まで培った力を十分に発揮できるか、…落ちたらどうしよう etc…
不安要素は挙げればキリがないとは思いますが、落ち着いて、自分が重ねた努力を信じて本番を迎えてくれたらなと思います。


みんな頑張れ!!




〜ワンデイの添削中〜